ネパール1ヶ月1万円生活[1日目] 電気水道ネット鍵。安宿トラブル初日にして全制覇。

飛行機乗り継ぎ2回、44時間の移動を経て着いたカトマンズの宿、Himalayan’s Guesthouse

 

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ゲストハウス入り口。グーグル画像より拝借。

 

個室で1ヶ月1万9千ルピー。約1万9千円。これより1日あたり200円安い朝食付きドミトリーの宿もあったが、インターン先へのアクセスと一応今回は長期ステイなので安全面と快適さを優先したくて個室の宿を選んだ。

 

ネットでの評価はなかなか良くて、実際宿の主人も英語が話せて非常に親切だったが、少し雑然として奥まった場所に位置しているせいか、チェックインに付き添ってくれた教授は私の宿のチョイスにやや引き気味だった。

 

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カトマンズで一番美味しいと噂のお店のモモ

 

お昼ご飯はモモ。皮が厚い蒸し餃子みたいなのに、ソースをドバドバかけて食べる。ノンスパイシーのソースでも十分ピリ辛

3人で飲み物も合わせて約4ドル。

 

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ホッと一息ついたところで、カトマンズの街を見渡せる高台に建つ寺院へ行ってみる。

この日は土曜日。ネパールでは休日は日曜ではなく土曜日が基本らしい。普段は猿が沢山いることで有名な場所らしいのだが、この日はあまりの人出に猿も圧倒されたのか、麓で数匹しか見ることができなかった。

 

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あとで知ったがこの日は実はブッダの生誕祭。

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私の部屋は303号室。外出先から戻って部屋の鍵を開けると、なんと荷物が忽然と消えていた。

 

しかし部屋のドアをよく見てみると、なんとそこは203号室だった。

 

ネパールではイギリス式に2階部分を1階、3階部分を2階、とカウントするのだが、私は303号室と間違えて203号室を開けてしまったのだ。

 

それから一応303号室まで上がって、扉に鍵を差し込むと、やはり、鍵が回らない。

 

少し強引に左右に回そうとしてみたら、なんと鍵がグニャグニャ曲がってしまった。

 

最初に303号室に入室した時は、宿の主人がドアを開けてくれた。「きっと私は間違って203号室の鍵を渡されたんだ。」そう思い宿の主人を呼ぶと、彼はその鍵で303号室の扉を普通に開けてしまった。「この鍵は間違っている。」そういう先入観から、私は鍵を奥まで差し込めていない状態のまま、ドアノブを回そうとしていたのだった。

 

つまるところ、303号室と203号室の鍵は、どうやら一緒の鍵らしい。

 

それからお手洗いに行くと、今度は水が流れない。というか、洗面台もシャワーも水が出ない。ちょうど雨がザーザー降り出したところだったので、しばらく待てばタンクに水が溜まって解決するだろうと待ってみたが、結局事態は変わらず。

再び宿の主人を呼ぶと、近所の別の宿のシャワーを使うように案内された。

 

帰宅して、電気をつける。すると電球の弱々しい光がテンカンの人は絶対NGなレベルで点滅していた。ただでさえ鍵と水回りの問題で宿の主人に何度も地上と4回を往復させてしまっているのが申し訳なく、とりあえずその夜はヘッドライトで過ごすことにした。

 

暗がりの中パソコンを開き、翻訳バイトの作業を進める。実はもう締め切りギリギリアウトなのだが、先方は待ってくれると言っていた。もうすぐ作業完了、あとは送信するだけ。

というところまで来て、今度は今まで問題なく動いていたワイファイが突然途切れた。

 

 

 

部屋を出て地上階まで降りてみると、例の水回りの問題を解決するべく宿の主人が給水車から貯水タンクに水を送水している最中だった。

しかし私も一刻を争う事態である。あちこち調べてもらったが、結局直らなかった。

明日まで待つしかないらしい。

 

電気水道ネット鍵。安宿トラブル初日にして全制覇である。

ちなみに部屋で2回蜘蛛の巣に引っかかった。

 

もう起こりうるトラブルは一気に体験した感じなので、あとはどんなトラブルが起こりうるのか逆に気になるところではdある。

 

ここまでくるともはや私はこの宿に愛着すら感じているのだが、やはりネット環境がないのにはほとほと困り果てている。。いっそのこと引越しも考えたいところだが、立地は良いので非常に悩ましいところである。